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☆ C.P.I.の会員になる(海外に友だちをもとう)
毎日新聞1993年9月26日
教育里親公募第三回目
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----- 以下掲載記事全文
≪教育里親やりませんか≫
−民間団体、バブルはじけて運営難−
スリランカ(と、インドネシア)の貧しい子どもたちに奨学資金を
援助しているC.P.I.教育文化交流推進委員会(本部・東京都)
の運営がピンチに陥っている。
バブル崩壊の影響で、年間36000円の会費・支援金を
払えなくなり、退会する会員が続出したためだ。
足りなくなった奨学資金は560人分で、
剰余資金を取り崩して運用しており、
C.P.I.は新しい『里親』探しに懸命だ。
援助対象の子どもは、日本の中学1年生に当たる13歳から、
高校3年生に当たる17歳まで。(中略)
C.P.I.の設立は14年前。スリランカのほか、インドネシアの子どもを
援助しており、子どもを教育里子、支援する人を教育里親と呼ぶ。
全国に散らばる会員約2500人の職業は様々で、
中学・高校生が学年ぐるみで支援しているケースもある。
特定の子どもを一人の会員が責任を持って伊援助するのが特徴で、
勉強の進み具合などを知らせる手紙を定期的にやり取りし、
時には会員が現地を訪問して激励するなどしている。
インドネシアについては、奨学生と会員の数が見合っており、
いまのところ影響は出ていない。
小西菊文会長は、「C.P.I.は単なる慈善事業ではない。
助けられた人も助けた人もニコニコできる状況をつくりたい。
家族ぐるみ会員の場合、4人家族で1人が毎月800円で
子どもを励ましながら知り合うことができる」
と訴えている。